ペルシャ&ラホール絨毯は SYED TAHIR 氏のコレクションです
シルクロードの遊牧騎馬民族によって織り継がれてきた手織り絨毯。
その起源は古く、およそ3千年前にさかのぼると言われています。
寒暖差の厳しい草原や砂漠での天幕生活の床材とて、また壁面の装飾や馬の鞍として,
さまざまな用途に役立てられてきました。
遊牧民の生活にはなくてはならない手織り絨毯。
そこに描かれた文様と色彩は、過酷な自然の中に生きる彼らの「楽園への夢」が、込められているにです。
その中でもペルシャ&ラホール絨毯は、天然染料により美しい色彩が創り出されています。
たとえば、赤色に茜の根、コチニール(かいがら虫)、ロックウッド(豆かの植物)などが用いられ、
黄色には、モクセイソウ、ザクロの果皮、ブドウの葉、青色には天然藍、褐色系にはクルミの殻や
カシの皮などが利用されてきたのです。
又、ペルシャ&ラホール絨毯は、気の遠くなるような長い時間をかけて、すべて手織りでつくられています。
実際には、一本一本の糸を「手結び」することにより織られ、
この結び目が多いほど織り密度が濃くなり、高品質になると言われています。
数百年の歳月を経てもなお美しいペルシャ&ラホール絨毯は、羊の毛を紡ぐことから始め、植物の花や葉や根、
または鉱物等から抽出された染料で丹念に染め上げられます。
精密なデザイン画を基に、ベテランの織工でさえも、1日わずか数cm織るのが限度という、
気の遠くなるような作業を、何ヶ月もかけてやっと完成されるのです。
トルコの女性達が丹誠込めて織る、平織りの手織物がキリムです。
遊牧民の伝統を新しく現代の生活に合わせた、色、柄で織り上げています。
全て一品ものです。床敷や壁掛け等に用いますがオリジナリティーと品質は高いものと言えます。
素材: 羊毛(なかには綿糸、らくだ、山羊や絹も使用)
染料: 天然染料(一部には生成り糸や化学染料も使用)
大きさ、色柄等は全て異なります。
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